糖尿病の人は痩せないといけないと思っていませんか?

もし、あなたが

糖尿病の人は痩せなくてはいけない!

と思われているとしたら、

それは、まやかしです。


私が総合病院に勤めていた頃、

一部の主治医から

体重を落とすように

言われた患者さんたちが多くいらっしゃいました。
そう言われた患者さんたちは、
痩せるためにはカロリーを減らさなきゃ!と思い、
食事を抜いたり、減らしたり、
我慢して偏った食生活にされる方が多かったのです。
そうすると、どうなるか?
極端に摂取エネルギーを減らして痩せたことで、
一時的には数値が改善した方も少しはいらっしゃいましたが、
実は・・・
かえって血糖値やHbA1cの数値が上がった方もいらっしゃいました。
それには、理由があるのです。
少し考えてみてください!

例えば、もし摂取エネルギー(カロリー)だけ減らしたらいいと思って、

甘い清涼飲料水だけを飲んでいたらどうでしょうか?

それで、1日1000kcalしかエネルギー(カロリー)を摂らず、
それによって一時的に体重が落ちたとしても、

果たして、それで糖尿病の数値が改善できるでしょうか???
これくらい極端な例えなら、
皆さんもお分かりになるかと思いますが、
答えは、NO!!です…よね?

食の影響に詳しくない医師は、
体重の数字だけを見て、痩せるように言わ

れるでしょう。

ですが、その言葉を信じて、
痩せる必要のない方が痩せようをしてしまったり、
誤った食事制限で、痩せて体重を減らしたとしたら、
それは、糖尿病の数値が将来的に上昇する可能性も高く、
糖尿病の根本的原因の解決にはならないのです。

私は、その言葉に縛られて、
なかなか改善しない患者さんたちを何人もみてきました。

 

ですが、私の栄養指導を受けた方が、

私を信じてくれて、

私の指導通りに食事や生活を少しずつでも試してくださったら、


必ずと言っていいほど、数値が改善されるのです!!
そして、
「本当だ!有水先生の言うとおりにしたら、数値が改善されました!!」
と言われて喜ばれます。

 

それでも、

しばらく経つと、
数値は悪化していないのに、
体重しか見ていない医師から、標準体重になるように痩せるように言われてしまい、
不安になって、食事を抜いたりカロリーを減らすように、偏った食事制限をされて、
数値が悪くなる方もいました。
そんな時、
どれほど医師の言葉が患者さんに与える影響が大きいことか
を痛感したものです。
数値が改善しているのだから、痩せるように言わなくてもいいじゃない!
と思うと同時に、
もっと「医師からの言葉の重み」を認識していてほしい!
むやみに発言をしないでほしい!と思っていました。

 

 

多くの方は、
ご自身で実践したことと、
その結果の数値をみて、
「糖尿病の数値の改善は、体重やカロリーではないのかも!?」
ということに気がつかれます。

それでも、また、しばらくすると、
医師に言われた言葉がよみがえり、ただ痩せ

ようとしてしまうのですから。

標準体重とは、

BMI(ボディマスインデックス:体重(㎏)÷身長(m)²)が22

で計算する体重なんですが、

 

実際には、年齢によっては、BMIが23~25の方が、健康に長生きされていたりもするので、

 

痩せる必要がない方もいます。

 

もちろん、太っている方は少しだけ痩せたら数値は下がる方もいます。


ですが、痩せ方がとても大事なんです。

私は、そのための食事や生活のコツを教えて、栄養サポートをしています。

 

そして、食事など、何かを選択する時に、

常に、どちらか、よりよい方を選択できる知識や考え方もお知らせし、
習慣化するお手伝いをしています。