Tさんの事例~回想録2~

こんにちは。

 

今回は、

Tさんが私を見つけてくれた時の状況を回想したいと思います。

 

奥様がインスタグラムで私を見つけて、直接ご連絡があった時のこと、Tさんは「急性腎不全」で病院に緊急入院中でした。

 

とにかく不安な奥様は、

「腎臓がヤバいみたい!透析になっちゃうの?」

ということだけは理解して、

 

腎臓病について色々と調べ始め、

透析回避のためには食事制限が絶対に必要!

ということで、

どうしたらいいのか、私に食事が作れるのか、など、

とにかく不安でいっぱいいっぱいの状態でした。

 

Tさんの場合、突然の入院で検査をしても原因がわからず、

原因不明で腎臓の数値が悪い、ということが更に不安をあおっていたように思います。

 

そのことで、Tさんご本人は、病院では食事ものどを通らず、

食べても吐いてしまう、を繰り返していました。

 

病院でどんな食事を出されようとも、

病院で栄養指導を受けてみても、精神科の医師とも話しても、

食べられるようになることはなく、

どんどんどんどん、体重は減って、

ガリガリに痩せていってしまったのです。。。

 

 

腎臓が悪いといわれると、必ず透析ということが浮かびます。

働き盛りで、小さな子供や家族がいる中で、

改善の兆し場全く見えない中、将来への不安が

どれほど精神的にストレスとなっていたでしょうか。

 

それらのストレスで食べられてなかったのでは、

と私は感じていました。

時々少し食べられたとしても、

ちょっとしたことでまた吐いてしまう、

ということの繰り返しで、

このまま入院していても、改善する見込みがない!

と思われた奥様は、

病院を「強制退院」してくることを決めました。

 

このお話を伺った時、

病院で出来ることの限界や無力さを改めて感じました。

 

・食べても吐いてしまっていては、

 病院に入院している意味は全くありません。

・病院の医師は無理やり食べさせることも出来ず何もできません。

・病院に入院していればいるほど、

 体調も症状もどんどん悪化していくのです。

 

もちろん、精神科でストレスのケアもはかりましたが、

吐き気止めを出す程度でダメでした。

 

 

病院のマニュアル通りにやるのでは、

人の心は改善しないのですね。。。

 

奥様は、日に日に痩せていくTさんを見てられなくて、

Tさんを強制退院させてきたものの、

「とにかく、吐いて吐いて食べられない人にどうしたらいいのか、わからない」

という状態でした。

 

 

私は病院とは全く違うアプローチを始めることにしました。

私は、まず、ご自宅に帰られたTさんに、

「とにかくまず食事を食べてもらうこと」のサポートから

始めました。

 

 

これには、私が病院勤務中にも、学生時代にも、

NST(栄養サポートチーム(Nutritional Suport Team)の略について学んだり、実際に見学参加していたことも役に立ったと思っています。

 

NSTとは、状態が改善しない入院患者さんの栄養状態を良くするために、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士などの多職種で構成された医療チームのことです。それぞれの専門分野の意見を持ち寄り、病気や手術のために十分な食事が取れない患者さんに最も適切な栄養補給の方法の提案や、病気の回復や合併症の予防に有用な栄養管理方法を検討します。

 

私は、これらの病院での知識と経験だけではなく、

潜在意識や生き方についての学びやコーチングのスキルも合わせ、

私の持っているものをフル稼働して、Tさんをサポートしようと

覚悟を決めました。

 

もしこのまま食事を食べられなければ、

Tさんに「命の危険」がある。

そうとさえ感じていましたから!

 

これこそ、私にしか提供できないサポートです。

 

 

 

そんなこんなで、

私の腎臓病患者のTさんへのサポートは、

思わぬところからスタートすることになりました。

 

 

 

次回へ続く・・・